ひこねの駅研究所

江ノ電と駅について書いていくつもりです!

調査って何をするの? その3

どうもこんにちは、ひこねです( ̄  ̄)ノ

前回は、駅研究で普段私が用いている資料を4つ紹介しました。今回はおまけで、前回紹介した分に加え、特定の路線沿線の旧い時代について、深く詳しく調べる際に利用する資料や調査方法を紹介します。(ここまでくれば「ガチ調査」ですね…)
といっても、私が現時点でそうまでしているのは江ノ電くらいなのですけどね…。

1.聞き込み

まずは聞き込み調査。昔の事を知るには、これが一番手っ取り早くて楽です。米屋や酒屋は御用聞きや配達をしていたため、比較的情報が得られやすいかもしれません。

2.地図・路線図

▲大正8年の鎌倉町の地図(一部)

次に地図や路線図。特定の路線や駅に焦点を当てて深く掘り下げるのであれば、地名・歴史・地質など、その土地の事を知ると有利です。地域の資料館や古書店を活用して、古い地図や路線図を閲覧・収集してみるのはいかがでしょうか?

3.懐古本

聞き込み調査や地図による調査でもわからない事があるとき、懐古本を読むと解決する場合があります。懐古本とはつまり、昔の思い出を綴った本のことです。こういうジャンルの本を用語で何と言うのかわかりませんが、とりあえずここでは「懐古本」としました。

明治・大正当時の事は、最早聞き込み調査ではほとんど情報が得られませんから、その時代を生き抜いた方々の遺した思い出の数々を綴った懐古本は、貴重な情報源となります。

基本はタイトルからあたりをつけて読みますが、私のように地名や郷土史についても調査する場合は、より多くのものに目を通すと良いと思います。

 

さて、ここまで3回にわたって、私の駅調査の方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。自分についての紹介はこのくらいにして、次回からは駅について書いていきたいと思います。