ひこねの駅研究所

江ノ電と駅について書いていくつもりです!

【首都圏初!】江ノ電でタッチ決済が可能になりました!

どうもこんにちは、ひこねです( ̄  ̄)ノ

昨4月15日初電より、江ノ電の全駅でタッチ決済が可能になりました。当日は残念ながら雨天の予報だったため、前日に撮影した写真で軽くレポします。

 

まず初めに、タッチ決済とは、国際ブランドの展開する非接触型決済のことです。対応する読み取り機にタッチ決済対応のカードやスマホ等をタッチするだけで、原則サインも暗証番号も入力せずに決済できるそう。

タッチして決済するのであればICカードとさほど変わりませんが、これの良い所は、クレジットカード等も使用可能だという点でしょう。「クレカ1枚あれば切符の購入もチャージも必要ない」というのは、観光客、特に外国人観光客にとってかなり魅力的でしょう。

さて、そんなタッチ決済ですが、日本の公共交通機関ではあまり導入が進んでいないのが現状です。空港付近やバス、地方の鉄道では一部で導入・実証実験が行われていますが、意外なことに首都圏の鉄道では今回の江ノ電の導入が初めてなんです…! それもあってか、駅構内でもこれでもかってくらい広告されてました。

例えば…

駅入口とか…

 

券売機前とか…

 

こんな所でも…!?

いかに力を入れているかがわかりますね。それもそのはずで、今回の企画は、江ノ電三井住友カード・Visa・JCB日本信号・QUADRACと、6社も関わっているんですから…。

 

さて、今回のタッチ決済導入に伴い、各駅に専用の端末が設置されました。

江ノ島駅臨時口

計2種類用意され、そのうちの一つがこの「ポール型改札」。通常の改札機の横に控えています。スラッとしたデザインのため、ホームや出口が狭い江ノ電の駅でも邪魔になっていません。

 

▲2023.3.22 腰越駅

こちらは3月の中旬頃より、藤沢側から順次搬入・設置されました。なお、設置時はピンク色の緩衝材が被せてありました。

 

江ノ島駅南側改札

もう一つが「簡易改札」で、有人駅の係員窓口の扉に設置されています。ちょっとわかりにくい。


ちなみに、今回対応するブランドは、「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」の5つで、「銀聯」「Mastercard」も順次追加されるとのことです。

 

コロナも落ち着き始め、国内外から観光客が戻りつつある今日この頃。タッチ決済導入によるスムーズな入出場が、オーバーツーリズム(観光公害)問題、特に混雑について、緩和の一助となることに期待ですね。

 

※公式プレスリリースはこちら

 

では、今回はこの辺りで。( ̄  ̄)