ひこねの駅研究所

江ノ電と駅について書いていくつもりです!

「タンコロまつり2022」に行ってきました!

どうもこんにちは、ひこねです( ̄  ̄)ノ

今回は、先日の土日(12/3, 4日の10時~15時)に極楽寺検車区で行われた「タンコロまつり2022」のレポを書こうと思います。

 

と、その前に…。「『タンコロまつり』って何ぞや」という方のためにちょっと解説。

「タンコロまつり」とは、江ノ電が毎年この時期に開催するお祭りで、その名の通り「タンコロ」が主役となっています。タンコロはサムネ画像のような江ノ電の旧車の愛称です。

タンコロは昭和6(1931)年から(初期型は昭和4年から)昭和60(1985)年に引退するまで、江ノ電を走った車輌です。最盛期は全部で17輌いましたが、引退前は107号車と108号車の2輌になってしまいました。引退後の現在では、107号車は由比ヶ浜の海浜公園で静態保存、108号車は極楽寺の車庫で動態保存されています。

タンコロまつりは、この108号車が一般開放され、見学できるお祭りです。貴重な機会なので、行く価値は十分にあると思います。

 

実はこのタンコロまつり、コロナの影響でしばらく開催できておらず、今回3年ぶりに実施されたのですよ。なお、私が行ったのは土曜日なので、12/3日分を記事にします。

 

▲パンフレットの裏面

会場は極楽寺車庫で、車庫横の踏切が出入口になっていました。

会場に入ると…

早速ミニ江ノ電がお出迎え!

 

ちびっこたちを乗せて走ってましたよ。

ちなみに、全長は20mほど(21.3m?)で、終電は15時6分30秒発の同50秒着でした(今年一どうでもいい記録)
初電の時刻はわかりませんが、10時5分開場だったのでその頃でしょう。また、乗車人員はちょうど500人だったそうです。

 

なお、ミニ江ノ電には2つの乗降場が設けられていました。
乗り場が「極楽寺検車区」(北緯35度18分31秒665, 東経139度31分39秒694)、降り場が「タンコロ前」(北緯35度18分31秒211, 東経139度31分39秒226)でした。

ちゃんと駅名標もありましたよ!
駅鉄ですからね。記録はしっかり取りますよ( ̄∀ ̄*)

 

さて、ミニ江ノ電の線路を途中で折れて車庫内に入ります。ここには鉄道模型(HOゲージ, 16番)がありました。

▲机に模型が並んでいる

▲明治・大正期に活躍した1号車の再現

この模型はなんとすべて一個人の手作りで、厚紙で型をとって組み立てたんだとか…! 再現度が高く、細部まで精密に作りこまれています。

 

また、奥には休憩車輌の10形50号車が停車していました。他の鉄道会社の車輌よりも小型とはいえ、やはり鉄道車輌。間近で見ると結構大きい。こんなのに轢かれたらひとたまりもないな。

▲10形50号車


この先は行き止まりなので、折返して屋外へ。再びミニ江ノ電沿いを行き、「タンコロ前」降車場を横に見て進むと…、

いよいよタンコロのお出ましです!
…って、ちょっと待てい!何で車庫にバスがいるんだよ!

実は今回のタンコロまつりは、史上初のバスが乗っ取り参加しにやってきたんです!

前面には「タンコロまつり」、側面には
  よ う こ そ
  極 楽 寺
  検 車 区 へ
と表示されていました。

 

来年もやるかどうかはわかりませんが、これを機に鉄道とバスの関係が深まってくれれば…、なんて思っちゃいました。

 

いやしかし、写真を見返すたびによくわからん並びだと思ってしまう。

 

タンコロの向かいでは、湘南モノレールのグッズ販売所や、江ノ電在庫処分ガチャガチャがありました。また、その付近では江ノ電FCのグッズ販売やジオラマの運転が行われていました。

江ノ電のグッズ販売所は10形の前にあり、サボ(行先表示板)や時計、改札鋏などの模造品が売られていました。

 

今回のタンコロまつりについては大体こんな感じですかね。なお、土曜日は計1788人来場したそうです。例年よりは少し減ったようですが、今年はなんとか開催できてよかったです。来年も開催されますように…。

 

では、今回はこの辺りで失礼します。( _ _)